ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蔦(ツタ)紅葉

               闖入者のお名前は?


 まだ山へ足を運ぶ気にならないが、平地歩きは時間の許すかぎり出掛けるようにしている。周辺の散歩コースは何ヶ所かあるのだが殆どが2時間コースで、2万歩を越えることがない。午前中に歩くなら10時から正午まで、午後から歩くなら13時から15時ぐらいまでと決めている。もちろん日差しが降り注ぐ時間帯である。穏やかな日は昨日までとの予報だったので、ブログのモチーフ探しを兼ねて歩いてきた。
 当初の目的は別名で瑠璃唐草(るりからそう)と言われるオオイヌノフグリ探しだった。春を待たずに地面にへばりつくように咲いている何輪かを見付けた。いつものコースを歩いていると、壁を伝うツタが日差しを浴びて光り輝いている。「近寄って撮ってちょうだい!」といわんばかりである。名前の由来は吸盤で壁や樹木を「伝う」ところから名付けられた。古名に「地錦」とあるが、まさに今のツタ紅葉になっている頃を注す言葉だろう。
 早春にツルを切って樹液を集め、煮詰めたものを甘味料として使っていたらしい。今でこそ糖尿病の心配をしなければならないぐらい甘いものが出まわっているが、昭和の初め頃までは甘さは最高のごちそうだった。
 2階のロクの部屋にはどこから侵入してくるのか、アシナガバチなど招かれざる客人が訪れる。カメムシもよく見かけるのだが今年はまだ姿を見せない。昨日はミツバチに似た昆虫が入ってきた。一応ナミハナアブと同定しておいたが、虫好きのブロガーさんLove-Mantis-338さんに教えて頂ければ幸甚なのだが。


「壁の陽を 邪魔者なしで 蔦紅葉」

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