クリスマスローズ
珍しい八重咲きまで
来月で解散するというシニア自然大学校研究科のOB会「じねんクラブ」からのお誘いで、長居植物園に行ってきた。特に何を観ると言う計画もなく園内散策を楽しみ、昼食会で懇親を図ろうと言うお散歩会だった。
紅白のしだれ梅が人を惹きつけているが、メジロの訪問がないので記念写真を撮って梅林を後にする。トンボのメガネや他のサークルで訪れたクリスマスローズエリアに立ち寄る。各種のクリスマスローズが植栽されているので楽しめる。
ほとんどのクリスマスローズは2月から4月頃に最盛期を迎えるのに、何でクリスマスローズと呼ばれるのか?ヨーロッパ原産のものは12月~2月頃に咲くのでクリスマスを冠しているが、ギリシャやトルコ原産種は3~4月に咲く春咲きなので、両者を纏めてクリスマスローズと呼ばれるようになった。
学名は「ヘレボレス」と呼ばれ、おどろおどろしい毒草を表わす意味合いが含まれている。ヘレボレスの毒を矢尻の先に塗って狩猟をしていたらしい。そんな意味で北ヨーロッパでは生活に欠かせない大切な植物だったようだ。
クリスマスローズの七不思議をネットで教えて頂いたので、サークルで紹介したことがある。その七不思議を列挙しておくので興味のある方は、調べて欲しい。
① クリスマスローズの本当の名前は?
② クリスマスローズに品種名が付いていないのはなぜ?
③ 開花時期が1~3月なのに、なぜクリスマスの名前が付いているの?
④ クリスマスローズの花はなぜ散らないの?
⑤ クリスマスローズは「合格の花」だって本当?
⑥ クリスマスローズがかっては茶花に使われていたって本当?
⑦ クリスマスローズは「小さな苗」と「花が付いた株」で値段が違うのは?
☞クリスマスローズは交配から花を咲かすまでに3年かかると言うのがヒントです。
「直向きな 花に無情の 春の雪」