茗荷竹を食す
茗荷竹の豚肉炒めとマヨネーズ和え
オイル漬け四つ葉
たくさん産卵していた
花壇は手入れをしないので植物が好き勝手に縄張りを拡げる。そして季節毎の野草類が狭いところを埋め尽くしてしまう。冬から春先にかけては、キクザキリュウリンカがこれでもかと言うぐらいに繁茂して、花も300~500輪ぐらい咲かせていたのは見事だった。その後肥えた土の住み心地が良いのかヒメオドリコソウなどの雑草類が繁茂する。それが一段落するといよいよ茗荷が芽を出してくる。瞬く間に生長して花壇を占領してしまう。今までは茗荷の薹(花茗荷)を2~3回に分けて食していたが、今年は山菜としての「茗荷竹」を食べようと狙っていた。
と言うのも、ひとくらクラブの仲間から、イチジクの苗と五島ツバキとして有名な「玉の浦」の苗を頂いているので、場所を確保してやらなければならない。昨年頂いたイチジク幼木はミョウガで埋もれてしまい、太陽の恩恵を受けられなかった。今年は実を付けるまでになってくれるかも知れない。玉の浦も来年には花芽を付けるぐらいに成長して欲しい。苗木に日が差し込むように、周りの茗荷竹だけを採取することにした。
味噌でも付けて生食するつもりだったが、妻にも楽しんで貰おうと千切りにして、マヨネーズ和えにしたものと、豚肉と一緒に炒め物にしてみた。両者とも酒の肴にうってつけである。またまた草を食べさせると言う妻の愚痴が出ない程度で茗荷竹を楽しんだ。
子ども見守り隊メンバーが、四つ葉とシロツメクサをオイルの中に配置した瓶詰を作られたのを頂いた。新しい楽しみ方である。アカツメクサも出て来たので、紅白の花を入れて作られたら、素晴らしい作品に仕上がると思うのだが。
「茗荷竹 花まで待つか 思案顔」