ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ナンジャモンジャ

          最後はルーペで確認

                蜜が溜まっている

             苞香を放つオガタマノキ


 4月18日に山田池公園までナンジャモンジャの開花状況を確かめに行ったのは、ブログでも報告済みである。今年は花の開花が例年よりも早く、下見時には既に最盛期をむかえているようだった。本番の5月5日には散ってしまうだろうなあ~と半ば諦めていたので、仲間への言い訳なども考えていた。メインの場所に植栽されている樹は花を散らし始め、色あせた姿に変身し、結実の準備に入っていた。ところが下見の時には蕾だったナンジャモンジャは、樹陰に隠れているのが幸いして、今が最盛期だとばかりに26人の我々を迎えてくれた。
 山田池公園はこどもの日と言うこともあり、家族連れで混み合っている。そんな間隙を縫っての植物観察会だが、我々だけの貸し切り状態でナンジャモンジャと接することが出来た。植物名であるヒトツバタゴの説明から、ナンジャモンジャと言う変わった別名の由来などを共有しながら、4弁のリボンの奥に隠れている花の構造をルーペで覗き合ったり、香を確認したりと五感を使った観察で、皆さんと知識の共有を図ることが出来た。
 山田公園の売りとも言うべきユリノキが、最盛期を迎えていたのが「二度童子(わらし)」になりかけのシニアに、「こどもの日」としての何よりのプレゼントだった。公園南入口にはユリノキ並木が作られているが、高木のユリノキの花を手に取って観察出来るのがありがたい。モクレン科の花の構造などしっかり観察して貰う。花を覆う苞にはたっぷりの蜜が溜まっている。もちろん味見してみる。
 同じモクレン科のオガタマノキも可愛い花を咲かせ、香を惜しげもなく振りまいている。古代植物とも言われるマグノリア属は花の大小にかかわらず、同じ構造をしているのをユリノキ観察を思い出しながら観察する。
 反省したいのは、連休ということで反省会場を確保出来なかったことである。喫茶グループと別れての反省会になってしまった。


「公園を 狭しと爺婆 こどもの日」

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