ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ペラペラヨメナ


 散歩中に植え込みの手入れをされたおられたので、儀礼的に挨拶を交わした。可愛い園芸種の小菊がグランドカバー状に咲いていたので名前を訪ねた。キクの仲間だと思うが名前まで知らないと仰る。お節介なロクは、名前を調べてあげると立ち去った。
 早速、名前調べをマイ図鑑から始める。植物名は図鑑で調べるのを基本にしている。最近はスマホをかざすだけで名前が判るようだが、時々間違った名前を教えたりするので信頼できない。手持ち図鑑では園芸種や帰化植物までは網羅されていないだろうとの心配もあり、果たして名前に辿り着けることが出来るか?だった。
 何種類かの図鑑でやっと探し出すことが出来た。山渓の名前図鑑「野草の名前」春編に「源平小菊」として紹介されている。別名でペラペラヨメナと言うことが判った。それにしても一度覚えたら忘れられない名前である。誰が名付けたのか判らないが、まさか牧野富太郎さんではないだろう。葉が薄くペラペラだからという安易な命名である。
 さてゲンペイコギクだが、キク科ムカシヨモギ属で中央アメリカ原産と言うことが判った。渡来時期まで明記されていないが、繁殖力旺盛でどんどん野生化しているようだ。咲き始めは白花だが、次第に紅色に変わって行くところから源平の旗に見立てて名付けられた。圧倒的に白花が目立つが、末期を迎えた紅花に平家の衰退を観るような気がした。
 奄美大島で仕入れた3種類の黒糖焼酎の解禁日にした。娘用に選ばす分は残し、一升瓶2本の方から開栓する。現地で飲んだ雰囲気まで辿り着けなかったのは、合せる料理の所為かもしれない。黒糖焼酎に合う料理を探さなければ。


「早々と 梅雨に打たれる 小菊たち」

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