頂いたビックリグミを3等分でお裾分け

　　　　　　　　　　　　イサキ三種盛り刺身とあら炊き

　　　　　　　　　　　　　　　マサバは竜田揚げに

　子ども見守り隊の顔合わせ会議が3年振りに開催された。と言っても活動に参加しだして2年あまりしか経っていないので初参加である。担当地域からは都合の付く2人が参加した。見守り隊に登録されておられる方は、かなりの数に上るのでたぶんたくさん参加されるだろうと思っていたが、会議にまで足を運ぶ方は限られている。何処でも発言しなければという性格はどうしようもない。元気な子どもたちの姿を褒めておいた。
　朝立ち場所の前の庭にビックリグミがたくさん赤い実を垂らしている。グミの中でも一番美味しく、食べ応えがある大きな実になる。そこからビックリグミと呼ばれているようだが、ナツグミとかトウグミとか言われる種類である。それを物欲しげな目で見つめていたので、召し上がりますか？と気を利かして摘んで下さった。親切を素直に受ける性格も持ち合わせているので遠慮なく頂いた。ナワシログミやアキグミなども見付けたら口にするので、ビックリグミは願ってもないプレゼントだった。とは言え渋みは残る野生の味だ。
　黒糖焼酎の肴探しにスーパーまで出向いた。大振りのイサキと目玉商品のマサバをゲットして、早々と出荷されたゴーヤも籠に入れる。赤身のメロンは生ハムが合うだろう。肉類も鶏肉や牛ステーキ肉などを購入して、ほぼ一週間分を調達してきた。自慢げに帰宅すると、妻からはメインばかりで添えが無いと、釘を刺された。板長はそこまで気が回らないのだ。

「夏茱萸を　小鳥気分で　啄むか」