ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

藪甘草(ヤブカンゾウ)

        採り頃のヤブカンゾウ蕾


 ヤブカンゾウの花が咲き出してきた。花を愛でると言うよりも蕾を採取して、如何に料理しようかと舌なめずりしている。甘酢漬けや煮浸しは何度も試してきたので、天ぷら位しか思いつかない。7月10日までは休肝中と決めているので、料理にもこだわりがない。
 近くでノカンゾウに出合ったことがない。自生しているのはヤブカンゾウばかりで、花の作りが八重だから、暑苦しく感じて好きになれない。以前はユリ科だったがワスレグサ科に再分類されている。中国原産とされているが渡来時期が定かでないので、日本産ともされるぐらい古くから暮らしに溶け込んできた。何度もブログに登場させているので説明は省くが、憂きことを忘れさせてくれると言うし、金針菜は風邪、不眠症、利尿などの薬効があるので、旬のものとして一度は食べておきたい。
 園芸種だが白花のカラーが梅雨時の憂さを晴らしてくれる。妻が好きな花で道の駅で見付けたら切り花を買ってくる。白花と表現したが白く見える部分は苞で、中に棒状の雄花と雌花で構成されるのはサトイモ科の証である。仲間からラインでカラーを詠んだ俳句の切り抜き画像が送られてきた。それでカラーのことを「海芋」と言うことを初めて知った。カラーはカトリック修道尼が着用する衣服の襟に準えて名付けられた。でも園芸種の改良が進み様々な色のカラーが出回るようになった。白のままで良いと思うのだが。


「土手の道 何処まで続くか 忘れ草」

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