金針菜採りに
終日の雨予報が出ていたがそれほどの降りではなかった。ニュースでは各地の大雨被害が報じられ、よそ事とは思えない危険が絶えず付きまとっている。今朝などは3時前に地震で起こされてしまった。震源地は兵庫県南東部と言うが能勢が含まれている。2度目の揺れは能勢が震源地だった。
さて話の続きだが、小雨なので雨靴を履いて図書室回りの散歩に出掛けた。昨日のブログでも紹介したヤブカンゾウの蕾を採取したい目的もあった。まだ出始めたばかりだから量こそ集められなかったが、今年の初物としては事足りる分量である。
タイトルの金針菜(きんしんさい)は中国の高級食材、薬膳用としての漢方食材で、カンゾウの蕾のことである。それを乾燥させたものが金針菜と言われている。金針菜には他に類を見ないほどの栄養成分が含まれているので、薬膳としての効果も高い。乾燥させることで優れた薬効を保つようになるのか判らないが、生ならもっと凄いかも知れない。
収量が少なかったのでステーキに添えることにした。オリーブオイルでしっかり火を通して味わってみる。ニンニクの香りがブレンドされて、立派な添えのソテーに仕上がった。
散歩に出ると必ずと言って良いほど新たな発見がある。ノアザミが脱色したような固体に出会えた。白花というほどではなかったが初めての出会いである。カラーの黄色種も小雨に映えていた。
「おうち飯 カンゾウ添えて 株を上げ」