ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

合歓木(ネムノキ)

         綺麗なネムノキを撮りたかったのだが

            テパチェの瓶詰めとテイスト

             ジャガイモ5種の味比べ


 6月には既に花を付けていたネムノキだが、美しい花をより美しく撮りたいとその出会いを待っていた。しかしそのチャンスに巡り会えず月並みな画像になってしまった。篠山の保養所の池畔に咲いていたネムノキが忘れられない。
 葉っぱが夜には休眠することで名付けられたのが名前の由来である。漢字表記の「合歓木」も、2回羽状複葉になっている小葉が、夜になると迎え合せに閉じることからついた表記で、夫婦の合歓(ごうかん)を表わし、万葉集にも読み込まれているほど当時は憧れの花だったのかも知れない。ピンクになっているのは雄しべの花糸で、夕方に全開する。綺麗な写真を撮りたければ葉を閉じかけた頃が狙い時だろう。
 貝原益軒は「この木を植えると人の怒りを取り除き、若葉を食べると五臓を安んじ、気をやわらげる」と言っているので、食用にも供されたのかも知れない。薬草としては葉と樹皮に各種の薬効があり、捻挫、腰痛以外に不眠症や強壮にも良いとのことだが、試したことがない。
 パイナップルのテパチェが十分発酵したので、瓶詰めして冷蔵庫で寝かしつけた。これ以上放置すれば酢になってしまいそうだからである。多少ビールに近づいたが、アルコール度数は1%未満と判断して夕飯にテイストしてみた。唐辛子が聞きすぎ、シナモンが足り無かったがなかなかの飲物だった。ビール断ちしていたからかも知れない。
 地域の農業研究家から5種のジャガイモを頂き、味比べをして欲しいと頼まれた。能勢の土壌に適したジャガイモを探しておられるので、ありがたく試食することにした。


「夜歩きへ いざなう合歓の 花が咲き」

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