バーナーで炙って仕上げたカツオ

　　　　　　　　　大相撲を観ながら待ちきれずに金麦で解禁！

　　　　　　　　　　　　　　　ニシンは煮付けに

　　　　　　　　　テパチェ用パイナップル
　
　通院日と結婚記念日が重なった7月10日だった。
　主治医はアルコール嫌いで、肝臓の数値が高いのは酒の飲み過ぎだと信じて疑わない。僕的には脳梗塞以降管理されている薬の所為だと思っているので、晩酌習慣をやめようとは思っていない。しかし、検査日が近づくと少しは休肝してみようという気になる。今回は3週間前から禁酒することにした。禁酒と言うほど自己抑制をしているという感覚はない。皆さんとのお付き合いが出来ないと言うだけの我慢である。
　病院が移転したのでバスで通えなくなり、やむを得ず車利用になる。ついでだからと食材調達も引き受けた。解禁日と結婚記念日が重なっているので、久し振りに贅沢したい。外食のことを考えると、どうってことのない贅沢の範囲である。
　パイナップルで作ったテパチェが殊の外飲みやすかったので、次回用に調達しておいた。料理のメインは魚か肉である。国産のステーキ肉を籠に入れ、目指すは魚だが、最近は鯛の姿を見かけない。桜鯛の頃はたくさん並んでいたのに、今はイサギばかりである。仕方なく各種の捌かれた刺身用の「柵」に甘んじる。まだカツオは旬だろうと皮付き柵を選ぶ。鰤も　脂が乗っているので旨かろう。キハダマグロの解凍ブロックも漬け用に調達。目玉商品売り場には骨切りしたハモが頭と骨を添えて売られている。天神祭には少し早いが、我が家の記念日献立にはふさわしいだろう。鮮度の良さそうなニシンまで購入する。魚には眼がないロクである。
　とても食べ切れる量ではなく、3日分の食材購入になっている。鮮度を大切にしたいので直ぐに翌日分まで調理しておいた。

「夏場所で　値上げうっちゃり　晴らし飲み」