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六甲高山植物園
ケーブルとバスで直行
一面に咲き誇るニッコウキスゲ
ユウスゲとノカンゾウ
オニヤンマとコフキコガネ
ドラマにも登場した植物標本挟み
高知の牧野植物園に行きたかったが、募集定員オーバーで抽選に漏れ、願いが叶わなかった。その穴埋めと言うわけではないが、牧野富太郎が設立時にスタッフと交流して、少なからず関わったとされる六甲高山植物園を、サークル「トンボのメガネ」例会先として訪問してきた。朝ドラのお陰で六甲高山植物園も牧野一色である。開園90周年特別企画として園内には彼の足跡が各所に表示され、特別展としての展示も見応えがあった。朝ドラを観ている仲間からはドラマに登場した植物や、牧野グッズに関心を示されていた。
今回はケーブル山上駅から植物園までの観察ハイキングを端折り、バスで直行して園内をくまなく観て回るという「牧野ツアー」に徹した。案内役はサークル内の「歩く植物図鑑」との異名を持つ女史にお願いした。
記録出来ないぐらい各種の植物を観察したので、画像紹介も的を絞れない。予定段階からニッコウキスゲがメインだろうと想定していたが、期待を裏切ることなく咲き誇っていた。仲間のユウスゲなども霧が多い環境の所為か、夕方を待たずに我々に一服の清涼感を与えてくれた。
たまたま伊丹昆虫館などの協力も受け「しょくぶつとむし」と題した子ども向けの企画も、牧野展と平行して進められていた。運良く羽化直後のオニヤンマを観察出来たり、珍しいコフキコイガネとの出会いもあった。盛り沢山の出逢いにメンバーも堪能できただろう。
「夕菅を 囲む仲間は とみたろう」