ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

昼顔(ヒルガオ)


 ヤブカンゾウの蕾は朝立ちの仲間にお裾分けしたことがある。レシピ通りに甘酢とか煮浸しにされて、初体験の感想まで頂いた。あれだけ暑苦しく土手道に花を咲かせていたのに、いつの間にかその姿を消してしまい、ヒルガオに主役の座を譲り渡したようである。
 ヒルガオもヤブカンゾウに負けず劣らずの薬効を持つ薬草である。開花を始めたこの季節に全草を摘み取り乾燥させる。煎じて服用するのだが、使い途によって濃さを加減するというファジーな使い方である。疲労回復、強壮強精には3gを200mlで、糖尿病、利尿には10gを500ml、膀胱炎には400mlと言う具合である。ややこしいので一律に煎じておき、服用する回数で加減すれば良いと思うのだが、そんなわけにもいかないか。
 身体は煎じて飲むほど要求していないので、薬膳料理として使うのがロク流の利用方法である。花は生でサラダに使えるし、天ぷらや酢の物、椀だねとして利用できる。若葉もおひたしや和え物、油炒めなどに使えるようだが、未だ試したことがない。
 そろそろアサガオの季節だろう。関西では余り「朝顔文化」が定着してこなかったが、江戸での朝顔市は風物詩になっている。我が家には外来種の繁殖力旺盛なホシアサガオしか咲いてくれない。
 栗と柿が秋に向かって日ごとに成長しているのを確認できる。


「昼顔よ お前は和産か 洋産か」

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