狸豆(タヌキマメ)
啓翁桜が新芽を出してきた
生キクラゲのマヨネーズ和え
かって高槻市鵜殿で活動していた仲間から頂いたタヌキマメだが、一年生草本だから毎年姿を消してしまう。たまたま珍しい植物と言うことで、頂いた株を赤とんぼさんにお裾分けした。彼女は種になる豆鞘を採取され、毎年丁寧に小さな豆鞘から種を取り出し、季節になれば種蒔きされる。出て来た苗を毎年頂くパターンで、辛うじてタヌキマメの開花を楽しんでいる。
タヌキマメは午後から開花して夕方には萼で覆われてしまう。毛に覆われた実がタヌキに似ているのか、花がタヌキの顔に見えるからか?がタヌキマメの名前の由来である。本州以西に自生する特産種だと思っていたが、朝鮮半島からインドまで分布しているようだ。日本では地域的に準絶滅危惧種にもなっているようだ。
残暑と言うには余りにも暑すぎるので、不要不急の外出はしないように!との注意喚起を聞くまでもなく出歩きたくない。敷地内の観察だけに甘んじている。水不足と暑さで葉を枯らした啓翁桜が、大変だとばかりに新芽を出して来た。来年は小さなオアシス作りにも気を配ってやらなければならないだろう。
そろそろ来年の干支作りの構想を練らなければならない時期だ。材料手配をしなければならない。辰(龍)なんて難しいなぁ~。干支にタヌキはなかったのかな。
「狸豆 白昼夢なの この暑さ」