ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

零余子(むかご)

         手作り巣箱を覆い尽くす「ヤマノイモ門被り」

            散水ホースの取り付け部を取り替え


 一般的に「むかご」と呼べばヤマノイモについている付属体を思い出す。ところがオニユリなどにつくのも「むかご」と呼んでいる。あまり馴染みはないがノビルやニンニクなどにも「むかご」が出来るらしい。わき芽が養分を貯えて肥大化したものをさし、植物の栄養繁殖器官の役割を果たしている。同じ「むかご」でも、茎が肥大化したものは芋状の「肉芽」になり、葉が肉質化したものは球根状の「鱗芽」になる。食材として昔から利用されてきたのはヤマノイモやナガイモの「むかご」で茎が肥大化したものである。方やオニユリは葉の肥大化した「むかご」と言うことになる。
 門被りの松にはそぐわない家の作りなので、ワイルド派の我が家では門被りのヤマノイモで代用している。ヤマノイモを掘り出すのは至難の業なので、むかごだけを頂くようにしている。ところが今年の異常気象で出来が悪く、あまり収穫できないかも知れない。少し涼しくなればむかごも大きくなってくれるだろう。
 プランターに移し替えた「葉から芽」もおおきくなって来た。能勢では冬越し出来ないので、葉を摘んで水に放ち、子どもや孫を育てて来年用に準備したい。何代続いていることだろうか。


「むかご飯 食えるほどまで 成ってくれ」

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