ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

行者山 修験道巡り

          役行者爪刻と伝わる

         荷物を置いてよじ登る

             光背に彩色が残る洞の不動

                 東ののぞきへ

             ナツハゼが熟れ出してきた


 妻の主宰する山の会は8月の山歩きは大事を取って見送っていた。9月から例会が再開されたが、土曜日は自然学講座日なので「山友会」には参加できなかった。「2木山の会」と「3木山の会」は特段の事情がなければ、参加することにしている。昨日が2木だった。
 ビールによる夏太りと、猛暑で山歩きまではしていなかったので、体力不足が心配である。剣尾山への登山道の前山という位置関係にある行者山は、修験道の開祖 役行者の入山により道場と定められて、あまたの修験僧が訪れて岩窟を刻み、世に「摂津大峰」と呼ばれて参拝者を集めた。歩く距離こそ少ないが、行場といわれる難所続きである。ロープでよじ登る箇所が何ヶ所もあり、ストックが邪魔になる。参加者10人は山歩きの経験者揃いだったので、急な上り下りも慎重に歩かれ、無事に15ヶ所の行場を巡ることが出来た。
 ほとんどの磨崖仏は自刻とされているが、役行者が爪で掘ったという自画仏まで祠にあるり、それらは信仰心を集めるための、広告塔の役目を果たしていたのだろう。因みに巡った行場は、えぼし岩・弁天岩・胎内くぐり・かねかけ・蟻の戸渡リ・回り岩・西ののぞき・爪刻の行者・東ののぞき・理源大師像・洞の不動・みろく岩・大日岩・毛抜きの塔・本堂で、あとは探し出すことが出来なかった。
 風呂で汗を流し、プッシュといきたいところだが、休肝モードの入ったのでソフトクリームで我慢した。


「夏バテも 修験の道で 忘れ去り」

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