ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ケサランパサラン2種類

       折りたたまれたガガイモの種(ケサランパサランの基)

          テイカカズラもケサランパサランの一つ

            ヌルデの五倍子(お歯黒原料)

         2019に紹介したケサランパサラン再掲(参考画像)


 今年の「トンボのメガネ」は観察会訪問先に宝塚武田尾の定点観察を採り入れた。と言っても毎月訪問できる訳ではないので、厳密には四季観察ということになるだろう。昨日は武田尾の秋バージョンと銘打ってハイキングを兼ねた観察会にした。
 ひと駅手前の西宮名塩から武庫川沿いの廃線コースを歩き、武田尾駅までの4.7km、2時間のハイキングコースである。用意した植生調査表をチェックしながら歩いたので、休憩も含めて5時間近くも費やしてしまった。期待していた食べられる木の実はムクノキ位で、アケビも見付けたが18人全員で味見出来るほども熟れていなかった。
 今回の観察会に赤とんぼさんがガガイモの果実を持って来てくれた。コース途中にも自生しているのだが見落としてしまったので、休憩場所で皆さんに果実の現物を披露し、カッターナイフで分解して中の構造を観察して頂いた。幾重にも仕舞い込まれた種が、春先に弾けて飛んで行くのがケサランパサランの一つであることを、古事記の話など交えながら、仲間と共に分担して説明した。
 途中でテイカカズラの実もぶら下がっていたので、こちらもケサランパサランの一つだと紹介した。もちろんテイカカズラの名前の由来になっている藤原定家にまつわる話も仲間から紹介して頂いた。我がサークルは全員が先生で生徒でもあると言うところが特徴になっている。気安く気付きのサポートをしてくれる。
 ケサランパサランの話は2019/03/18にブログアップしているので、興味ある方はそちらを振り返ってみて下さい。


「秋あわれ 綿毛となりて 飛んでいけ」

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