烏と雀(カラスウリ・スズメウリ)
烏と雀
スズメウリ雌花
鍋が待ち遠しい
柿が色付く頃になるとカラスウリも熟して赤くなってくる。
同じウリ科のスズメウリはそれよりも少し遅れて出てくるようだ。冬枯れの頃に白くなった実が目立つが、今はまだ緑色の実を細いツルから垂らしている段階である。雌雄同株だから、今でも雄花と雌花を見つけることが出来る。雌花は下位子房をつけているので♂♀の違いは一目瞭然である。つる性一年草だが、晩秋になるとツルが垂れ下がり、地中に潜って肥大化した塊根をつくるのはカラスウリなどと同じ戦略である。
カラスウリについては何度もブログアップしているし、食用、薬用、飾り用などとして利用されているはよく知られている。天然の天花粉作りにチャレンジしたいのだが、未だチャレンジ出来ていない。根を掘り出すのが大変だし、どれぐらいの量がいるのか判らない。
さて緑色のスズメウリは食用になるのか?何か薬効でもあるのか、マイ図鑑にはそこまでは紹介されていないので、僕が試してみるしか方法がない。綺麗な実を付ける沖縄スズメウリは毒だと言うが、属が違うので口に入れても大丈夫だと確信はしているのだが。
急に初冬を思わせるぐらいになってきたので、値上げされた第3のビールを飲むのも躊躇している。日本酒が恋しい季節になってきた。仲間から戴いた日本酒をたしなむことにした。なんと純米大吟醸である。全部飲んでしまわず、鍋が献立に上がるまで残しておこうと、苦渋の選択をした。何を大層な!
「鍋の具に 入れてもいいかな 雀瓜」