ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

未草・秋桜(ヒツジグサ・コスモス)

          お気に入り絵画的画像のヒツジグサ


 秋晴れのなか、道の駅に集合した11人は3台に分乗して、三田市にある大船山を目指した。近くまで行ったのだが、登山口が見つからない。リーダーの妻の記憶だけが頼りである。あいにく3台ともカーナビを装着していないというのも、能勢のおばちゃんたちらしい。仕方なく2~3年前に登ったことのある「七松の森」にある山を目指すことにした。あまり歩かれていないコースで、踏み跡も定かでない急登をよじ登るようにして頂を目指した。眺望のない展望台を「本日の頂上」と決めて、出遅れたせいで遅くなってしまった昼食を採り、下山は前回登ったルートへ下った。このコースは張り出した枝に頭をぶつけて転倒し、一人では起き上がれないのを、3人の女性からのアドバイスと援助で谷底へ落ちなかった苦い思い出があるところだ。トラウマのあるコースなので慎重に歩を進めて、無事に下山できた。
 入口近くに農業用のため池だろう3つの池があり、上池には近寄れなかったが、コウホネらしき黄色の花が見受けられる。もしかしたらアサザかも知れない。中池と下池にはほとんど自生種で観られなくなったヒツジグサが咲いている。登るときには咲いていなかったが、下山時には名前の由来になっている未の刻(午後2時)に咲き出していた。日本の自生種睡蓮はこのヒツジグサのことである。牧野富太郎博士が京都の巨椋池でヒツジグサを観察されたようである。
 道中でコスモス畑を横目で見てきたので、帰り道に寄って貰うことにした。青空と背景の山、コスモス畑がマッチして最高のロケーションを提供してくれた。


「咲きかけの 睡蓮見れば 丁度2時」

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