全員が頑張って完食！

　　　　　　　　　　　　　　　朝食もたっぷり頂く

　　　　　　　　　　　　　　お昼は地酒と出雲蕎麦

　結論から述べると4日間の旅で3キロも体重を増やしてしまった。
　旅のスタートを卵かけご飯で始めたはずだったが。妻の実家は行く度に猫の頭数が増え、今年は17匹になっていた。とてもそんな猫屋敷に泊まる気になれない。送っておいた着替えを済ますだけで、近況報告などして早々に退散する。
　1日目宿は玉造温泉の「長楽園」である。3時にチェックインしたが、昼食抜きだったので、館内の自販機で500ml缶ビールを各種買い込んで、風呂前に頂く。夕食は一番早い時間帯で頼んである。
　宿で供される料理は残さず頂くという完食主義を貫いている。食べ物を粗末にしないという教えが身体に染みついている。十分な量で満腹になるのだが、それにビールと酒が余分に入る。朝も日常では考えられない種類の料理が出てくる。それが美味しいとご飯のお代りまでしてしまう。
　2日目からは出雲駅隣接のドーミーインで連泊することにした。このホテルは例外に漏れずB＆Bシステムになっている。夕食は居酒屋を利用するのが我々のパターンである。出雲で人気の「凡蔵」という居酒屋を予約した。お店の奥さんが以前に利用したのを覚えていてくれた。地元の料理が揃い、味付けも申し分がないので、これがシニアの注文かと言うぐらいオーダーする。酒も地酒の飲み比べで各種試してみる。シジミと蕎麦は外せない。
　ホテルの朝食はバイキング形式である。少なく取っているつもりが、種類が多いので知らず知らずトレイに並んでいる。バイキングでゲットした分を残すなど、完食主義者としては許されない行為である。その結果が3キロ増である。

「出雲路の　非日常で　肥る秋」