ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

旅のスタートは卵かけご飯から

               伯耆富士「大山」

              誰も利用しない待合所


 26日から3泊4日で妻の出身地島根県に帰省してきた。僕が帰省というのは正しくはないのだろう。彼女にとっても両親のいない処へ帰るのは、もはや帰省の概念からかけ離れたものになっているのかも知れない。そんな意味合いもあり旅人気分で出掛けた。
 空路、鉄道などの選択肢もあるのだが、比較的便利な高速バスを利用することにした。関東に住まいする兄と合流するのは、何時ものパターンなので玉造温泉の宿で落ち合うことにした。
 運良く高速バスのバス停に「玉造」があった。乗務員さんに行き先を伝えると、バス停は山の上だという。だからタクシーを呼んでおいた方が良いと親切にアドバイスしてくれる。
温泉までの所要時間を聞くと、歩いて30分ぐらいだろうとのこと。たとえ山道でも我々にとっての30分なんて、別に躊躇するほどのことではない。落ち合う時間までたっぷりある。教えて貰った道を歩き出すと、長らく放置された道が突然なくなり、獣道のような山道になっている。クモの巣を払いながら、ほうほうの体で里道に降りることが出来た。道が判らないので訪ね歩き、何とか第1日目の宿「長楽園」に辿り着けた。
 老舗旅館で昭和天皇が泊まったと言うのが自慢らしいが、我々は大露天風呂プールが目的だったので、バス移動と藪こぎ疲れを癒やすことが出来た。それにしても昼飯抜きで、出発前の卵かけご飯だけという苦行に耐えてきた。


「神在月 向かうはずだが 神いずこ」

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