何もかも異常?
やっと結実し出したシャリンバイ
吊し柿と発酵してきた柿酢
11月だと言うのに夏日が続いている。日本の四季が無くなり、夏と冬だけになるのかな?と言う憶測が巷でささやかれている。
今年は梅雨前から異変が始まった。局地的な豪雨には見舞われたが、一方では雨が降らずに植物たちが枯れたり、農産物に被害を及ぼし価格高騰をもたらせた。
我が家ではジャコウアゲハのサナギが夏焼したのか、羽化できずに全滅してしまった。
最近の驚きは大量のカメムシ発生である。どこから侵入してくるのかカメムシ退治が日課になるほどである。何時も利用する阪急バス車内にも侵入しているので、乗務員さんが車外に追い出すために苦労されている。ガムテープを常備されていないようだ。無駄な命は無いと思いながらも、カメムシの臭いは我慢できずにガムテープで退治している。カメムシが多い年には積雪も多いと言うが、本当だろうか?
先日シャリンバイを観察してきたが、まだ花を咲かせている。本来なら5月頃に梅に似た花をつけ、10月には黒く熟した実を付けるはずである。長引いた夏のせいでやっと受粉した花がバラ科の特徴を見せながら結実している。昨日のニュースでも冬咲き桜以外のカワヅサクラやソメイヨシノなどの狂い咲きが報じられていた。
世界中が地球環境を守るという方向に進まないと、本当にホモサピエンスは絶滅してしまうよ!今頃何で万博やカジノや!時代錯誤も甚だしい。戦争は経済の延長と言われるが、経済優先思考からの脱却が求められている。
「立冬と 聞くが花々 狂い咲き」