とって!違い
ガムテープで退治
フユザンショ
雨蛙が活躍中の梅雨時には、何のおとないもせずに我が家に入って来ることが度々あった。苦手な妻は奇声を発してカエルから遠ざかる。僕はそっと捕まえて室外に放してやる。雨蛙は害虫退治などをしてくれる「役立つ同居人」という捉え方をしているので、ブログでも可愛い後ろ姿を紹介したほどである。
ところがカメムシは好きになれない。何度も彼が発する悪臭を経験しているからである。妻はカエルほど気色悪がらずに退治している。その妻から「早くとって!」と言いつけられた。急いでデジカメを取りに行き、逃げない間にカメラに収めることができた。じつは妻は洗濯物を干している最中で、手が空かないので「捕って!」と頼んだようだが、カメムシ記事を書いたのに画像紹介していなかったので「撮って!」と言われたと勘違い。ボタンの掛け違いと言うのがあるが、思わぬ「取手(とって)違い」というお粗末。
カメムシ被害は概ね農作物に限られるが、普通は人体に直接影響を与えることはあまりない。とこが今年大量発生したカメムシは隙を見付けて、室内に潜り込んでくる。あろう事かプリンターの中まで侵入して、異物混入メッセージが出て印刷できなかった。まさにゴキブリのように狭い隙間を好んで、越冬対策をしている。
サンショ四兄妹の一つ、フユザンショの実が秋空に赤く輝いている。中から光沢のある種が弾けだしている。今日は立冬!
「亀虫に 似たる総裁 総すかん」