ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

スズメ(ウリ)・ダイサギ&カルガモ

          ツマグロヒョウモンも寒さに動きが緩慢


 秋を素通りして、一気に冬に突入してしまった。大阪のてっぺん能勢北部にあたる天王地域では早々5㎝の積雪に見舞われた。天王にお住まいの知人が、積雪のために車を出せなかったと嘆いておられた。やはりカメムシの大量発生は雪を呼ぶ信号だった。
 未だ冬に向けての心の準備が出来ていないので、せめて秋の名残を玄関脇に残したいと、元気なススキを採取しに出掛けた。
 刈り取られた田んぼの鹿除けネットにスズメウリが白く熟している。まさにスズメの卵に見立てられているのが納得できる。学名にjaponicaが使われているが、厳密には済州島まで分布しているらしい。過去に訪問したことがあるが、その時に出会った記憶は残っていない。属名ではラテン語で「白いブドウ」と言われている。日本での別名は「姫瓜」と呼ばれているとか。スズメウリがカラスウリにたいしての呼称とされているが、ヒメウリも大きさからつけられた別名だろうと想像が付く。姫リンゴのように。
 公園のカルガモたちは人慣れしているが、能勢の川にいる彼らは警戒心が強く、人影を見たら直ぐに移動してしまう。ところがダイサギとはお友達と言うほど親しげに寄り添っている。ダイサギも警戒心が強いので、いち早く危険を察知するのだろう。視界の効く大型鳥の傍にいれば、監視役として安心できるのかも知れない。ダイサギもカルガモたちが群れる場所には、餌があるのだろうと狙いをつけているのかも知れない。持ちつ持たれつの共生関係で結ばれていそうだ。


「冬の瓜 白提灯を ぶら下げて」

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