鷹の爪(タカノツメ)思い違い
何となく似ていると思いませんか
甘い香りのタカノツメ落葉(参考画像)
山菜時期のタカノツメ(参考画像)
干支工作キットの準備中
ベッドのお供
この季節に山歩きしていると突然甘い香りに包まれることがある。特に雨上がりで地面が湿った状態の時に、より芳香を感じさせてくれる。周りの斜面に目をやると3枚の小葉を持つ落葉の絨毯が敷き詰められている。香りの正体はウコギ科のタカノツメである。少し早い季節ならカツラの落葉が芳香を撒き散らしてくれる。そんな自然からの贈り物に接することが出来るので、自然観察会やハイキングは欠かせない生活の一部になっている。
さてタカノツメだが、一般の方が思い浮かべるのは香辛料の唐辛子のことだろう。植物に興味ある方なら山菜としても利用できるウコギ科タカノツメにたどりつく。
思い違いというのはそんなことではなく、今までの観察会で何故タカノツメというのかを説明してきた。山菜時期の新芽で、まだ展開していない段階のものが鷹の爪に似ていると説明してきた。ところがそれが思い違いだと地元の元校長から妻を介して知らされた。わざわざ小枝まで採取して頂き、持ち帰ってくれた。タカノツメの命名の由来は短枝につく冬芽が鷹の爪に似ているからだと教えて頂いた。一刻も早くサークルメンバーに思い違いをお伝えしなければと思っている。
いよいよ明日が干支工作第1弾提供日である。今日中に40人分の工作キットを揃えなければならない。あ~忙しい!
「木々たちは 冬芽で春を 待ち焦がれ」