ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

千里の竹垣(竹囲い)


                竹囲いの数々

                 和風工作

           ベッドのお供


 万博記念公園を含む千里丘陵にかっては竹林がはびこっていた。タケノコの缶詰工場もあったと言うから、産業として広く植栽されてきたのだろう。今でもそんな竹林を各所で見ることが出来る。服部緑地公園にも竹林があり、そこを拠点に活動していたときには、年末などのイベントの時には孟宗竹を使わせて貰っていた。
 駅から千里中央公園に向かうルートにも広い竹林が在り、ボランティアさんたちが維持管理されている。放置竹林には目を背けたくなるが、間引きなどして手を加えられた竹林は、日本的景観の最たる趣を提供してくれる。
 特に目を惹くのは何種類かの竹垣だ。垣にはそれぞれに名前があるようだが、オーソドックスな「四つ目垣」以外に「龍安寺垣」や「金閣寺垣」などの様式を取り入れた垣が、和風の散歩道を作っている。日本庭園やお寺の風格作りに欠かせない竹囲い、竹の需要がなくなり、放置される竹林が見直される方策がないものか。手っ取り早いのは、自由にタケノコを持ち替えって貰うのも、一つの解決策になると思うのだが、地権者がそれを嫌う様だ。
 昨日はバス待ちの間に能勢電山下駅から、隣駅の笹部方面に歩いてきた。のどかな雰囲気の漂う農村で、立派な和風建築の屋敷があり、竹囲いと共に日本を感じる2日間だった。


「人ひとり 通いはせぬか 竹の春」

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