ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ミニ観察会と望年会

           全員が生徒で全員が先生の観察会

                ヒマラヤザクラ

           ヨシ笛・ハーモニカ・南京玉すだれ


 年間24回にわたり催行しているサークル例会の最後の〆は、アレの聖地とも言うべき尼崎市だった。下見の時にも報告したが、塚口という地域は静かな処で、虎キチが未だに浮かれている雰囲気は微塵も感じられない。大谷くんのニュースにかき消されてしまったのか、はたまた戦後最大の裏金疑獄に関心が向かっているのか。
 JR塚口駅に集合した20人は雨も上がり、気温も上昇しつつある絶好の観察日和にめぐまれ、目的地の尼崎緑化公園に向かった。公園事務所では仲閒の機転で、前もって人数分のカレンダーまで用意され、思わぬサプライズに全員のモチベーションも次第に上昇する。ご多分に漏れず、この公園でも牧野富太郎博士の命名した樹木などに表示板が設置され、話題性ある処でのミニ観察が進む。ムクロジの実が本来は3個付くはずだがと言う実物説明や、南方系樹木アコウの生態などを、それぞれ先生役の仲閒が説明してくれる。"全員が生徒で全員が先生” というサークルの特徴が遺憾なく発揮される観察風景だ。
 今回の訪問地を提案してくれた仲間は、公園案内に止まらず望年会会場まで探してくれた。公園に隣接しているのでお昼定刻には会場のそば処に到着。蕎麦かうどん御膳なので、配膳されたら直ぐに箸をつけてもらわないと、麺類が伸びてしまうという想定外の事態に直面したが、柔軟性のある仲閒は上手く対応してくれる。
 高槻鵜殿で採れる葦を使ったヨシ笛の披露、ハーモニカとの合奏、南京玉すだれの演技など、芸達者な仲閒のお陰で瞬く間にお開きを迎えた。もちろん自然観察サークルなので、植物名で埋めて貰ったビンゴゲームがメインで、赤とんぼさんが全員分の賞品を提供してくださり、自然工作作品を早速帽子に着けるなど、最後まで笑顔あるれる望年会になった。


「忘れても 明日に進む 望年会」

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