ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

旅の最後は伏見城

              模造だが綺麗な天守群

                 桓武天皇陵

                 明治天皇陵

                気になる通り?
 
 天下分け目の関ヶ原の戦い時には徳川家康の居城となっていた伏見城は、西軍によって攻められて落城してしまうが、その後、家康は藤堂高虎に普請奉行を命じ、天下普請として再建させ、その城で征夷大将軍の宣下を受けたとされている。
 現存する伏見城はレプリカで、模造天守は残されている「洛中洛外図」を参考に作られたものだが、耐震構造を満たしていないので、中に入ることは出来ない。綺麗な天守群なので映画やテレビのロケ地として活用されているとのこと。皮肉なことに現在の城主はカラスが我が物顔で君臨しているようだ。江戸時代の天守は明治天皇陵辺りらしいが、解体して二条城や淀城などに持ち込んだとされている。
 宿のチェックアウトを済ませ、京阪電車数分間の乗車で目的地の丹波橋に到着する。事前にネット検索で調べてあるので、記憶を頼りに伏見城を目指す。緩やかな上り道を突き進むと何とも静かな佇まいのエリアに到着する。入口には桓武天皇陵の案内がある。目的外だが地元の方に聞くと、その道を辿れば伏見城まで行けるとのこと。この一帯は木幡山と言われ宮内庁の管理地になっている。せっかく来たのだからと桓武天皇陵にも寄り道する。更に奥に足を伸ばすと、明治天皇陵もあるという。10年ほど前に訪れた記憶があるが、面や線で繋がらず、点としての記憶だけである。それらの一角に伏見城があったということが理解できて大きな収穫だった。
 今回の年末年始「宇治・伏見」は1300年に亘る歴史ロマンを満喫できた。


「どうなるの 災い続きの 年明けて」

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