ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

翡翠(カワセミ)は何カラット?

              サザンカとカンツバキ


 長居植物園の玄関を潜ると正面に立派な池がある。いきなり手すりに止まっているカワセミに出会えた。何か良いことを予感させてくれる園内散策スタートになった。植物園では天王寺動物園とタイアップして動物と植物のつながりをテーマに、自然史博物館で特別展が企画されている。その一環として園内でも4個所を巡るスタンプラリーのイベント開催中だった。園内地図を片手に観察経路を組み立てる。ツバキと梅は外せない。
 先日サークルで訪問した京都府立植物園の入口付近に、イナゴマメの若い木が植栽されている。この豆が宝石の質量を量る単位のカラットの語源になっている。英語やフランス語にも共通する古代ギリシャ語「kerationイナゴマメ」で、豆の何粒分の重さにあたるかが、カラットの基準として使用されていたらしい。因みに現在の国際基準では1カラットを200mgと定められている。カラットはダイヤモンドの単位と思われているが、金の純度にも使われ、24金というのはドイツマルク金貨の重さを24カラットとしたからである。総じて宝石の質量と、金の純度を示す単位である。
 カラット由来のイナゴマメが園内に3本植わっているので、立ち寄って観察する。蕾か花かよく判らないが幹に直接咲いているのを発見!野鳥の宝石とも言われる翡翠(カワセミ)が引き寄せてくれたカラットの世界である。小さなカワセミ君ははたして何カラットあるのだろうか?


「1月に 生まれた妻に 空ットを」

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