ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

向山城址?訪ねて


 2木山の会の行き先も底を突いてきたのか、リーダーの妻は隣町から参加しているグループリーダーたちと新たな行き先を模索中である。そこで提案されたのが、山下から能勢に至る国道173号線の途中にある向山トンネルの上に山城址があるという。一部の地元民からは向山城と言われているが、ネット検索しても探し出せないぐらいマニアックな山城跡であり、今まで聞いたことも無い。麓に塩川家の菩提寺があるので、たぶん塩川の戦城だったと想像できる。近くには山下城址も隣接している。
 我々と同年代の女性グループ6人が案内役を務めてくれる。能勢からの参加者5人を含めて11人のパーティーで、今回もハーレム状態だが、顔見知りの方がおられるので気心は知れている。干支工作のお礼を言われたり、スイスの山旅など話が盛り上がったりする。往年の僕の活躍を知っておられるので、山で弱音を吐けない。
 目的の向山だけなら直ぐに登れるが、ピーク2個所を巡ってから城址を目指すという。旧山下古道などを横切ったりしながら、雑木林をひたすら歩く。地図を頂いたがとても覚えきれない里山である。彼女たちは何度も歩いておられるようだ。そんな林の中に自分たちで作った井桁のテラスがあり、森のレストランとしての昼食場所を作られている。トレーニングコースとして利用されているのかも知れない。とにかく皆さんお元気で、能勢組は着いて行くのがやっとと言う体たらく振りである。コースが未知というもの影響している。
 同じような景色の連続だから、いつ山城跡に差し掛かったかも判らない。頂上辺りでここが城跡ですと言われた。確かに平らになり周囲は土塁の面影が残る。途中にも曲輪の土橋らしきものがあったので虎口だったのだろうと判断できる。17000ほどの歩数だったが、狐につままれたような山城探訪だった。


「雑木道 冬日も注さぬ 城探し」

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