甑(こしき)岩~太陽石へ👣
ご神体の甑岩
太陽石
山上池ではスッポンの甲羅干し
シニア自然大学校には「北摂の山を楽しむ会」がサークル登録されている。長らくご無沙汰していているので名簿から外されそうな予感していた。サークル立ち上げ当時の古会員だから、名誉会員ぐらいの扱いで残してくれればいいのだが、それはこちらの勝手な言い分だ。保険などの関係で、大学本部への名簿登録とか事務手続きが大変なことは理解できる。
少ないバス時間でも何とか集合時間ギリギリに間に合いそうなので、参加する意思を伝えておいた。穏やかに晴れ渡っていたのと、比較的コースも緩やかと言うことで43人もの参加者で駅前はごった返している。
ゆかしき甑岩が祀られている「越木岩神社」だが、立ち寄ったのは初めてである。地元では信仰の厚い神社だろうと思わせる神事が催行されている。泣き相撲等の神事に立ち寄ってみたいものだ。特に女性守護の神さまらしい。「甑(こしき)」とは飯などを蒸す瓦製の器で、今の蒸籠に当たる。宮中では「甑落し」というのがあり、安産のまじないとして御殿の棟から甑を落としたらしい。そんな意味合いで女性守護として崇められたのかも知れない。とにかくすごい巨岩に圧倒される。これだけで参加した意義がある。
ハイキングルートは何度も通ったことのあるコースだが、太陽石までは訪ねていなかった。この辺りには大きな岩が鎮座しているので、初級のロッククライマーたちの練習場にもなっている。太陽石も宗教的な崇拝対象だったらしい。
新リーダーとも反省会場で打ち解けて交流を深められた。これで当分は名簿から外されることは無いだろう。汗をかいた後のビールが交流の輪を拡げてくれる。
「春陽気 アップダウンの 岩巡り」