ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

福寿草(フクジュソウ)自生地

            子どもたちからのチョコレート


 10年日誌を振り返ると、毎年この時期に地元のフクジュソウ自生地を訪ねている。我がサークル例会でも訪問したことがある。初めて自生地に巡り会った頃は、かなりの方に自慢顔で案内していた。ところが自生地では年を追う事に数を減らしているのに唖然とした。
 業者では無いので盗掘とは言わないまでも、自分の庭に植えたい!と持ち帰られる人がいるようだ。悪意では無いのだが、皆さんには自生しているフクジュソウが貴重種だと言うことが理解できていないのだろう。そんなことが重なったので、それ以降は人を誘わず自分だけの秘めた楽しみにしている。大きな株は残っているので「今年も咲いてくれてありがとう!」と感謝の言葉をかけて、写真に収めて満足している。
 フクジュソウは別名で「元日草」とか「朔日草(ついたちそう)」と言われて正月の縁起物として飾られる。それはハウス栽培したのを室内で温度管理して正月に開花するようにした園芸種である。一方、自生種は2月上旬から3月中旬迄が花期になり、落葉樹が茂り出す頃になると、姿を消して休眠状態に入るスプリング・エフェメラルの仲閒である。
 キンポウゲ科特有の光沢を持ち、陽が注している間しか開花してくれない。パラボラアンテナ状の花は太陽光を中心部に集めて、数少ない小さな昆虫たちに「ここは暖かいよ!」と呼び寄せている。
 子ども見守りの朝立ち時に、小学生から「何時も見守りありがとう」と可愛くラッピングされたチョコレートを頂いた。一番嬉しいバレンタインチョコレートになった。朝立ち仲閒からも「友チョコ」として頂けた。


「日溜りで 押しくら饅頭 福寿草」

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