春の先取りは舌から
ヨモギ、ウド、ビワ新芽、ヤーコン、サツマイモなどの天ぷら材料
ウドの酢味噌和えとキンピラ
大根葉お好み焼き
田起こしでカラスもご馳走にありつけたようだ
嬉しい暖かさの到来だが、この異常さには戸惑いを覚える。通常なら三寒四温を繰り返しながら春を迎える筈なのに。四国、関東、東北には春一番が吹いたようである。今朝は未だ暖かいが、日中の気温は上がらないようである。この寒暖差にあたふたしている。
そんな異常気象が続いているが、植物たちは例年通りの営みを繰り返している。そろそろフキノトウが出ているかも知れないと、春一番の苦味探しに出掛けたが、未だ姿を見せてくれない。せめてヨモギでもと思ったが、地面でへばり付く程度の顔出しである。そんな可愛いヨモギだが天ぷらで春を味わうことにした。あとは道の駅でゲットできる栽培ウド、菊芋、ヤーコンなどを取り合わせれば、山菜の天ぷらとしては十分だろう。
ウドは天ぷら以外に、厚く剥いた皮のキンピラや、酢味噌で生食でも頂ける。先ずはビールというスタイルだが、精進料理には日本酒が合う。しばらく休肝の誓いを破り、4割程度の達成率である。
ブロガーさんが「大根葉のお好み焼き」を紹介しておられた。道の駅にはスズナとして売られている大根の間引き菜が目に止まった。何にでもチャレンジしたい僕はこれで試してみようと、急遽、大根葉お好み焼きを提案する。少しキャベツも混ぜたが、口当たりの良いお好み焼きに仕上がった。もちろん提案者の僕が焼くことになる。妻はご満悦だった。
「蓬摘み あかぎれ指に 灰汁の跡」