観察会で呈茶
お雛様バージョンの呈茶を戴く
夙川でカワセミのお出迎え
今回は西宮市に位置する小さな小さな植物園「北山緑化植物園」をトンボのメガネ例会先として訪れた。主目的は春の妖精たちに出逢えることを期待していた。観察エリアが小さいので、園内にある北山山荘で呈茶を戴くという異例の企画で案内を出した。
心配された雨も早めに去ってくれたので参加者も19人となり、お茶席に入室出来るか心配する嬉しい悲鳴である。茶の湯に詳しい方もおられるので、予約時間の相談などしてから、園内観察を始める。
色々と工夫を凝らしたつもりだったが、端境期ということで是非観察したいという植物たちに出逢えなかった。スプリングエフェメラルでは眼に付くのはバイカオウレンぐらいで、福寿草も陽射しが少ないのでパラボラアンテナ状に平開してくれない。計画段階では夙川駅までのミニハイキングも予定に入れていたが、メンバーの高齢化を考えて、平坦な夙川上流部歩きだけに留めた。歩きたりないという方たちは独自の判断で、ミニハイキングを楽しまれたようである。特に危険なコースではないので、皆さんの判断に委ねることにしたが、サークル主宰者としては消化不良気味になった企画のつまづきを反省している。
でも、夙川上流部を歩いていると近くでカワセミが、色々とポーズを取りながら我々を迎えてくれた。思わぬサプライズである。打ち上げ反省会の「ちょい飲みセット」と併せて楽しく締めくくれた。終わりよければすべてよし!
「桃節句 お薄にはべる 和菓子たち」