ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

タンポポ頭花の数🔍

             持ち帰ったセイヨウタンポポ

                  花の構造

           セイヨウタンポポの花数は294だった

           カンサイタンポポは117(参考画像)

            すこぶる美味しかったしめ鯖


 少し前になるが、前倒しの菜種梅雨に見舞われて、幽閉生活を余儀なくされた。その時にタンポポの頭花の数調べでもしようかと思ったが、雨の中ではタンポポも平開してくれなかったので諦めていた。昨日は久し振りのコーラス練習に参加した帰りに、セイヨウタンポポが地面にへばりつくような感じで咲いていた。暖かくなった陽射しを浴びて平開している。まるでライオンのように猛々しい花姿である。この個体を調べてみようと持ち帰った。
 以前にカンサイタンポポの頭花調べをしたことがあり、資料として残してあったのを確認すると117の花で構成されていた。今回は在来種と外来種の違いを調査しておこうと思い立ったからである。根気の要る仕事だから酒も飲まずに、分解した花をピンセットでカウントしながら並べていくと、何と294もの花の集合体であった。在来種の2.5倍になっている。在来種が駆逐されて、外来種に代っていくのもやむを得ないのだろう。それが彼らの戦略だから仕方ない。寒さに強いというのも強みである。例えば在来種のイヌフグリも殆ど見かけなくなってしまった。たぶん絶滅危惧種に指定されているのかも知れない。オオイヌノフグリが我が物顔でのさばっている。宝石を散らしたような景観に救われているが。
 キク科のタンポポは1本の茎に集合花を乗せている。花びらに見えるのが一つずつの花で、それぞれに雌しべ雄しべを持っている。一般的に集合花を頭花と呼び、117と294はともに花の数である。
 先日捌いたサバでしめ鯖を作ったが、今回は砂糖じめをしたので殊の外美味しく仕上がった。冷凍庫で48時間眠らせたあと、冷蔵庫で自然解凍していただいた。まるでサバの刺身のような鮮度さが保たれていた。


「たんぽぽの 飛び散る様に 夢をみて」

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