ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

住宅地に鹿

              逃げようとしないシカ

             シカの不嗜好植物アセビ


 朝から雨が本降り状態になっている。子どもは誰も通らなかったので、子ども見守りの朝立ちは「立ちんぼ」になってしまった。雨には雨の辛さや楽しみもがあるのに、車で送迎して貰っている。自然環境や生活の中で子どもたちは色んなことを学ぶはずなのに。そんなことを思いながら「立ちんぼ」の寂しさを味わった。
 午前中は降り続いていたが、午後からは雨も止みそうになって来たので、日頃歩かない道を雨靴を履いて探索してきた。坂道の多い新興住宅地は山と隣接しているので、鹿が住宅地まで降りてきている。目を合わせても警戒する素振りすら見せない。さすが奈良の鹿のように近寄ってはくれないが、人を恐れずに堂々としている。能勢は農業地なので鹿は害獣扱いされている。可愛いなどと言っておれない深刻な被害をもたらせている。
 鹿が多いと言うことで、不嗜好植物であるアセビが繁茂している。しかし、鹿が食べられる植物は根こそぎ食べ尽くすので、山菜で重宝するタラの芽やコシアブラなどは近辺で採取出来なくなってしまった。鹿の不嗜好植物で我々が口に出来る物を探さなければならないのかな。辛うじてワラビぐらいは残してくれているが、地域によってはワラビも食べられ、イワヒメワラビが繁茂しているところもある。
 鹿を捕獲してジビエ料理に回せば良いのだが、猟師がいなくなってしまったので、檻に入る鹿ぐらいしか捕獲できない。以前は鹿肉が届き、燻製に加工してあげたものだが、最近は鹿肉、イノシシ肉が届かない。


「雨上がり 雫をいだく 花あしび」

×

非ログインユーザーとして返信する