ヒヨドリの好きなリュウキンカ蕾

　　　　　　　　　　　　　　　　　フユシラズ

　　　　　　　　　　　　　　　　氷柱解け去り～

　花壇に春を告げるべく花が咲き出してきた。霜が降りる中でも葉を展開させ、緑を敷き詰めてくれたリュウキンカから蕾が飛び出し、やっと開花してくれた。キンポウゲ科特有の光沢ある花は黄金色で嬉しくなる。ただ生命力旺盛で何処にでも根付いてしまうので、フクジュソウほど有難がられない。殺風景な花壇に緑を提供してくれるので、間引くことなく、あるがままに放置してある。餌の少なくなったこの時季、ヒヨドリがリュウキンカの蕾を啄みに来る。比較的毒性分が弱いのかもしれない。情報によれば食べられると言うことだが、キンポウゲ科には手を出さないようにしている。
　フユシラズも遅ればせながら辛うじて咲いている。スイセンも咲き出した。スイセンは切り花として部屋を飾ってくれるので重宝している。カサブランカほどの強烈な香りではなく、日本的な奥床しい香りが部屋を満たしてくれる。

「合唱の　仲間に出合い　早春譜」