ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

折衷案(山と公園)

           展望台目指して

                ツチアケビの蕾

       ツチアケビ花と実(参考画像)


 梅雨時の過ごし方として心掛けているのは「晴耕雨読」である。と言っても田畑をもっていないので耕す仕事などない。勝手に自分的に解釈して晴れたら野外に出ることにしている。山歩きが一番だが能勢中の山は殆ど歩き回ったので、新たに開拓しなければならない。
踏み跡のない山には当分立ち入りたくない。ダニのトラウマが尾を引いている。
 山にすべきか公園に甘んじるべきか、と迷った末に思いついたのが宝塚「西谷の森公園」である。この公園は山歩きも愉しめるし、自然をそのまま活かしているので植生も豊かである。ササユリがたくさん自生する事でも人気がある。コロナ禍で一定の制限があるが、クローズされていないのが嬉しい。人を連れていないのでフルに歩き回れる。時間に余裕があったので近くに位置する丸山湿原まで足を伸ばしてきた。
 色んな植物観察をしてきたが、珍しくツチアケビの蕾段階のものを見付けた。漢字表記では生薬名の「土通草(どつうそう)」を充てているが、実が木通(アケビ)とそっくりなので言い得て妙と感じる。花を見たことがあるがこの植物がラン科というのが意外である。腐生植物という点だろうか。
 一応公園として謳っているので、スイレンなども植栽されている。白色なのでヒツジグサかなと期待したが多分園芸種のスイレンだろう。山の植物と公園の植物を同時に楽しめた折衷案だった。


「若葉風 持ち帰りたく デジカメに」

×

非ログインユーザーとして返信する