ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

稲刈り始まる

            シコンノボタン(紫紺野牡丹)


 大型台風が南西諸島から向きを東進させ、日本海側を縦断するという予報が流れてほぼ1週間になる。台風の進路予報は衛星のおかげで多少の幅こそあるが、かなりの確率で予報通りの進路をとるだろう。直撃は避けられても、大型と言うことで農作物などへの被害が心配だ。早生の稲は既に頭を垂れて次第に黄金色になりつつある。稲が野分で倒れるのを危惧されている農家では、台風通過前にとの想いから稲刈りを始められた。雨が続いたので十分乾燥していないが仕方ない選択だろう。
 田んぼと隣り合わせの空き地ではウコギ科タラノキ属のウドが花を咲かせ出した。好きな山菜だが大きくなるまで気が付かず、欲しいときに見逃しているウドの大木である。ウコギ科はタラノキ、コシアブラ、ハリギリ、ヤマウコギなど美味しい山菜だが、知る範疇では全て木本で、ウドだけが草本だと理解している。
 余りカタカナ表記の園芸種には興味を示さないのだが、辛うじて和名表記をしているシコンノボタン(紫紺野牡丹)だから画像紹介したい。ブラジル原産で明治時代に渡来してきた紫紺色の綺麗な花である。僕は淡黄色のアキノノゲシに惹かれるが、妻は紫系の花が好きなようである。棺には薔薇の花をと頼まれているが、紫系の花でも許してくれるはずだ。ついでだから妻の最近の頑張りの一端を画像紹介しておきたい。


「早稲刈に 早く早くと 風急かし」

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