ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

高岳(720.8m)

              以前に付けた目印テープ

       バイクに削られた歩きにくい山道

              頂上付近の紅白鉄塔

              山本一力「龍馬が奔る」


 “天高く馬肥ゆる秋” を思わせる秋晴れが続いている。そんな好条件下にあるのに救援会のニュース編集をしなければならない。ところが原稿がまだ揃っていない。A4サイズ4頁立てで編集するのだが、全部の原稿が集まらないと紙面の割り振りが出来ない。
 妻が以前所属していた山の会の仲間から、能勢の山の案内を頼まれているので下見しておきたいと同行を頼まれる。行き先は能勢と兵庫県猪名川町の境界にある高岳で、北摂山系ではハイカーによく知られた信仰の山になっている。麓近くにある猪名川不動尊には信者さんが押し寄せている。ところが近年では阪急バスの減便で猪名川町、能勢町いずれのアプローチも不便になってしまった。今回も仕方なく車利用ということになる。
 一般的な登山ルートを避けて、地元でもあまり知られていないマニアックなコースを案内したいという。余り車も入らない荒れた道に入るが4WD仕様で無いから慎重なハンドル捌きを求められる。窓を閉めないと両側からススキの穂や、木の枝が容赦なく入ってくる。
 車を広場に止めて歩き出そうとすれば、モトクロス用のバイクが近くを通り過ぎ嫌な予感がする。しばらく歩いていると案の定バイクに削られた歩きにくい山道が出てくる。騒音までが山歩きの雰囲気をぶち壊してしまう。黙認できない妻がライダーに喧嘩をふっかけないかが気がかりだ。二人ともマナー違反を許さない気質なので、もし喧嘩になれば身を挺して立ち向かうことになる。ところが血をさらさらにする薬を服用しているロクは傷を負えない体になっている。過去にそれを忘れて、電車内のマナー違反の茶髪兄ちゃんの胸ぐらをつかんだまでは良かったが、相手の方が自分より腕力があったことを思い出す。
 山歩き報告がとんでもない話題にすり替わってしまった。帰り道で出会ったライダーが挨拶して来たので、終わりよければ全て良しと、直ぐに不満を忘れる山歩きだった。


「秋の山 頂だけが 癒しの場」

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