ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

後の月と里の秋

              

        後の月・色づいてきた柿・ダイサギ・フンコロガシ


 昨日のブログで画像紹介したかったが、アクティブが売りなのでどうしても活動報告を優先してしまう。
 今年は例年に比べて中秋の名月が早かった。「後(のち)の月」と言われる十三夜が早いのは当然である。旧暦で8月15日を「中秋の名月」として愛でてきたのは中国からの風習である。一方、十三夜の月を愛でる風習は日本で生まれたもので、既に1100年以上前から「後の月」も併せて愛でられてきた。里芋を供える十五夜は「芋名月」と呼ばれるが、ほぼ1ヶ月遅れの十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれている。
 丹波での黒枝豆が一斉に売り出される季節になった。能勢の道の駅は「クリの郷」と銘打っているのに、今年は出来が悪く朝一番で売り切れてしまい、都会から栗を求めてこられる人の要望に応え切れていない。早々道の駅では栗の出荷を止めてしまった。何時もなら知り合いから余った栗が届くのだが、今年は誰からもお裾分けが届かない。そんな事情を知らない都会からの車が道の駅を目指して来られる。1㎞以上もの渋滞が続き、3連休を無駄に過ごされる買い出し車の何と多いことか。連休の渋滞をテレビで観ているのが好きだ!と三遊亭円楽さんが口癖のように言っていたのを思い出す。人の不幸は蜜の味がするというブラック冗句の現実版である。
 里の秋の風景に欠かせない柿は今年も大丈夫なようである。窓から見えるお隣の柿も色づいてきた。実質空き家になっているが、持ち主には柿を頂きますと声をかけてあるので、遠慮無く採ることが出来る。柿酢を作るだけ採ってしまうのは気が引ける。カラス君も熟れるのを待っているのだから。


「愛でたいが 襟を合せる 後の月」

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