ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

棗(ナツメ)


 午後から地球環境『自然学』講座があるので、早昼を済ませて出掛けなければならない。借りていた山本一力の「龍馬が奔る」2巻を読み終えたので、続きを借りたいと急ぎ足で図書室に向かった。ところが書棚に並んでいない。高田郁の時にも感じた不満だが、何時も尻切れ蜻蛉で終わってしまう。予算の関係もあると思うがシリーズ物は最後まで揃えて欲しい。読者にすれば予告編を見せられただけで結末まで辿り着けない。
 山本一力が高知出身と言うことで、司馬遼太郎が描いた龍馬像とは違った視点で捉えられているのが興味深い。仕方ないのでその流れを汲む「くじら組」を借りて帰った。まだ読んでいないが多分「万次郎」が登場することだろう。「龍馬が奔る」に接してペギー葉山が歌った南国土佐の歌詞の神髄が理解できるようになった。高知出身の親しい友人と今尚お付き合いしているので、僕の中では高知県は第2のふるさとになっている。もちろん愚息が赴任している長崎も第2のふるさとだし、妻の出身地である出雲も第2のふるさとである。笑点の林家こん平師匠じみてきたかな。ついでに落語小説も借りて帰った。
 図書室に向かう道すがらにナツメの木が植わっていて果実が赤く熟してきた。大ぶりな一粒だけを拝借して味見した。青い内から何度も味見したが、今が一番美味しくなっている。生食でも薬効があり、♪あのこはだあれ だれでしょね なんなんナツメの花の下~♪と童謡にも謡われる数少ない薬草である。“ 桃栗3年柿8年、杏は4年梨5年、棗はその年、金になる” と言われるほど有用な植物だった。戴いたあとの種を植えてみようかな。


「囓ったら 飛び散りそうな 棗の実」

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