ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

金の道への訪問者

                金の道と銀の道


 三草山の麓を流れる長谷川沿いに見事なほどのセイタカアワダチソウが自生し、昨年歩いた時に、あまりの見事さに「金の道」と名付けた。邪魔もの扱いされてきたセイタカアワダチソウの名誉回復の意味合いも込めている。
 今年は梅雨明けが早過ぎて、気象庁がその後の長雨を梅雨だと言い直した経緯を持つほどの異常気象だった。それも影響したのかクリが不作だった。地元の養蜂家が栗の蜂蜜を求めておられたが、花の数が少なく十分な蜜が集められなかったようである。
 しかし、セイタカアワダチソウだけは異常気象をものともせずに、今年も各所で繁茂している。数年前から春の若芽を山菜として皆さんに供して、これは旨いと感心されたので野草料理に加えている。花の天ぷらも試してみたが蕾の頃が食べ頃だと学習できた。花の季節に刈り取り乾燥させてから、入浴剤として2~3年前から試している。まだ試したことはないがハーブティーやオイルに漬け込んで化粧品になるらしい。西洋では薬草として広く利用されている。日本人だけが誤った情報に流され悪者扱いしてしまった。
 そしてタイトルに挙げたようにミツバチ類が吸蜜に訪れる蜜源植物になっている。まだ「セイタカアワダチソウ蜂蜜」というのに出会ったことはないが、是非オリジナル蜂蜜として着目して貰いたい。蜜源植物だと言うことでも判るようにセイタカアワダチソウは虫媒花なので、花粉症の原因ではないということが証明された。


「秋たけて 金の道では 虫羽音」

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