ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

唐鼠黐(トウネズミモチ)

           太陽にかざすと葉脈が透けて見える

             約束の寄り道先のネコ型ロボット


 何処か暖かいところに行きたいと云うので温泉プールを提案してみた。ところが能勢よりさらに北に位置する瑠璃渓温泉への道路が心配である。いつも冬場になると凍結して通行止めになる天王経由で行かなければならない。ノーマルタイヤでは心許ない。雪にでもなれば身動きできなくなってしまう。
 ならばと思いついたのが植物園の温室である。京都府立植物園と鶴見緑地には足を運んでも満足させてくれる温室がある。いずれも遠いと言うのが主婦にとっては大変らしい。たまに主夫業を引き受けるが、洗濯から風呂の掃除まで任してとは言わない。せいぜい買い物と夕飯当番ぐらいである。「洗濯命」の妻は50%以上の雨予報以外は必ず洗濯する。
 そんな家庭内事情だから、近場でアクティブで過ごそうと「きずきの森」に行くことにした。帰りに寄り道をするという条件付きである。
 サークル仲間を案内するときには、あらかじめコースを決めて歩くが、プライベートだと冒険心が湧き初めてのコースを探索してみたくなる。イチゴの木にはたくさんの実がなっている。ジャムを作るという方が袋に一杯詰め込まれていた。フユイチゴの宝庫と言うほどコース内に繁茂している。
 トウネズミモチが驚くほどの実を付けている。中国原産で明治初期に渡来してきたが、瞬く間に日本のネズミモチを陰に追い込んで、勢力を伸ばしている。小鳥たちの大好物かも知れない。その実が生薬名で「女貞子」と呼ばれ滋養強壮、強精や白髪止めなどの薬効を持つ。以前、女貞子酒を作ったが未だ消費しきれずに眠っている。風邪などにも効くと云うからまた飲んでみようかな。


「我が家には 辞書にも載らぬ 冬籠」

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