山帰来(サンキライ)
雪が降ってきた!
今朝は室内外ともに氷点下
10年に一度という寒波襲来は、他のブロガーさんの絶好のテーマだろうと想像してタイトルから外した。モノクロ画像で1日の初めを飾れば滅入ってしまうので、敢えて彩を提供することにした。今日は3つの訪問先が予定されているが、バスが走ってくれるだろうか?
昨日は午前中に宣伝カーに乗って貰えないだろうかと依頼されていたので、運転こそ引き受けなかったものの、同乗して録音テープの操作を担当した。春の一斉地方選挙で、カジノを強引に進める維新政治に終止符を打ちたい!との思いが僕を後押しさせた。大阪のてっぺん能勢の北部に位置する「天王地域」まで向かったが、途中で猛吹雪を思わせる雪が降ってきた。此処は標高500mにもなるので、いつも積雪後は凍結して通行止めになる一般道としては珍しい国道である。帰れなくなったらやばいと途中で引き返した。
夕方近くに晴れ間が出たので、鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに、直ぐに引き返し出来る範囲内の散歩に出てみた。枯れ木の中でひときわ目立っているのがサンキライの実である。正式な植物名はサルトリイバラだが、詩歌では赤い実をサンキライと呼ぶことが多い。♪ 山帰来の実が熟れてあかくあかく~中略~父さん早く帰っておいで~裏山にほら雪が降る~辛夷の花が一つ咲いたよ~ ♪ がいつも頭をかすめる。サルトリイバラの花言葉が「不屈の精神」というのもロクの気性に合っているようだ。
「君だけが 寒さ不屈の 山帰来」