ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

「椿」の季節

                  小蝶侘助

                有楽(太郎冠者)

          金魚葉椿の「ぼんてん」

                  金魚葉椿

                  赤腰簔

                  加賀八朔


 サークル「トンボのメガネ」例会は、待ち望んだ春を求めて服部緑化植物園を訪ねた。朝こそ真冬並みの冷え込みだったが、集合時間の10時には気温も上がり、これぞ春!という天候にも恵まれた。
 服部緑化植物園には「この指たかれ」というボランティアグループが組織され、希望者には園内の案内をしてくれる。団体サークルとしては、事前に申し込みをして効率よく案内してもらいたい。約束の時間前には入り口で2人の案内人が我々を迎えてくれた。
 20人の参加者は2班に分かれて午前中一杯案内してもらった。ボランティアさんも得意分野があるらしく、草本は得意ではないと言う方はツバキ中心、一方は冬芽などを中心に案内されたようである。午後からは、印象に残った「取って置き観察対象」を、お互いに紹介し合うと言う形で知識を共有できるように進めた。
 何種類かの花も散見できたが、西日本最大という椿山を持つ植物園の華は「椿」である。木偏に春という日本で作られた「椿」という漢字には、人々を惹きつける “春待ち" 感を色濃く感じさせる。早咲き椿を求めたが、結構たくさんのツバキが咲き出している。椿山には和・洋・中のツバキが500種1100本が植栽されている。3割ぐらいが咲き出しているように見受けられた。とても列挙仕切れないので、茶花として人気の侘助2種の「小蝶侘助」と「有楽」を紹介しておく。葉に特徴ある金魚葉椿が更に変化した「ぼんてん」と呼ばれる葉が変化した物を初めて教えて貰えた。
 
「椿山 案内人の 笑みこぼれ」

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