ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

春への過渡期

      オオイヌノフグリ・ムスカリ・アオキ・サンシュユ・トチノキ

              花粉を撒き散らす針葉樹

                  野焼き


 二十四節季のひとつ「啓蟄」が昨日から始まったようである。20日までの15日間をくくって「啓蟄」とされているが、狭義な意味でスタート日を啓蟄と呼ぶこともある。虫たちがうごめきだして花粉を運んでくれだす大切な節目である。やっかいなのは虫や小鳥に花粉を運ばさずに、風に頼って花粉を飛ばす裸子植物たちである。その最たるものがスギやヒノキなどの針葉樹である。今年は昨年に比べて飛散量が多いと言う。マスクを外して歩けばくしゃみが出る。軽度な花粉症である。当分花粉症対策としてもマスクを外せない。毎年通過する春への過渡期として、やむを得ない啓蟄期のさだめかも知れない。
 朝夕と日中の寒暖差が激しいが、昼間に散歩をすると汗ばむほどである。季節は春へ春へと音を立てて進んでいる。数日前からウグイスの初鳴きも聴けるようになったし、中には上手にさえずっているのもいる。いち早く恋の相手を見付けようと必死になっているのだろう。籠脱けして野生化しつつあるムスカリが可愛い花を咲かせ出している。オオイヌノフグリも今を最盛期と群生で咲き誇っている。アオキも花芽が大きくなってきた。ハルコガネとも言われるサンシュユも咲き出してきた。天気が良ければじっとしておられない。


「ホーホケキョ 探せばくしゃみ 一つ出て」

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