ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

宝塚の桜🌸

         ピンク色が可愛い神代曙(ジンダイアケボノ)

             タカラジェンヌの卵たち

             何方がベルバラを演じられるか


 シニア自然大学校研究科のOB会とも言うべき一つのサークルが、後継者不足で解散することになった。研究科に在籍しながらそのOB会に参加させて貰うという二足のわらじを履き続けていた。会の名前を「じねん」とされたリーダーの世界観に痛く感動して、仲間に加えて貰った。新しくリーダーを引き受けようという奇特な方が現れないのは世の常である。
 会場が宝塚だったので、最後にふさわしく「花の道」散策を予定された。何度も宝塚で打ち上げをしているが、駅近くの居酒屋止まりで、宝塚歌劇場方面には足を向けたことが無かった。“はなの道” に一歩足を踏み入れるとそこからは異次元の世界である。能勢の田舎では感じられないカルチャーショックを感じる。そのエリアを出入りする人は人種が違うのかと思えるほどお洒落である。散歩している犬までが可愛らしく見える。
 ツバキも乙女椿と思えるピンク一色で統一されている。植栽された桜もソメイヨシノだと判断できるが、何故か洋風建築にマッチして「私は宝塚の桜よ」と澄ましているように見える。手塚治虫記念館の近くに植栽されている桜は「神代曙」という種類で、紅色の注す上品な桜が曇天の中でも「私も宝塚の桜に加えてね」と言っているようだった。
 時あたかも宝塚音楽学校の入学試験日と重なっていた。タカラジェンヌの卵と保護者たちがひしめき合っていたのも、異空間を演出したのかも知れない。


「花びらが 誰を染めるか 宝塚」

×

非ログインユーザーとして返信する