ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

いも~れ奄美大島


 3泊4日で2021年に世界自然遺産に登録されたばかりの奄美大島に行ってきた。地球環境「自然学」講座でも紹介されたところだから、是非とも訪れてみたいと思っていた。旅行社のツアー計画が届けられた段階で即申し込んだ。亜熱帯の森林エリアなどが徳之島、沖縄本島北部、西表島とともに貴重な自然遺産と言うことで登録された。
 旅行社のツアーだったので半ば観光気分の参加者も多かったが、天然記念物・固有種・絶滅危惧種など、本土ではお目にかかれない自然風景に触れることが出来て大満足である。欲を言えば、自然を共有できる仲間たちと一緒なら、もっと素晴らしかっただろう。
 圧巻は金作原(きんさくばる)の原生林ウオークで日本最大と言われる樹高10mにもなるヒカゲヘゴの群生地が異次元世界を演出してくれる。野性ランでは一番大きいとされるカクチョウランなどが惜しげもなく出迎えてくれる。湯湾岳へのハイキングでもたくさんの貴重植物を教えて貰えた。ホシホノ海岸などの沿岸部ではパイナップルに似た実を付けるアダンなどが群生している。大きな葉っぱを持つクワズイモは海岸部でも繁茂している。
 アマミノクロウサギやルリカケスなどの生き物には出会えなかったが、アカヒゲの鳴き声などをBGMに歩けたのが何よりだった。ガイドさんがシリケンイモリを探してくれ、見せて頂いたのが唯一の貴重生物との出会い。
 今回の旅は夕飯が全て居酒屋で飲み放題付きだった。黒糖焼酎が振る舞われたが、飲める人にはありがたいが、飲めない人は食べる方で頑張られたのかな。山羊汁なども関西圏の食文化にはないものだから、どうされたのかな。郷土料理として始めに戴いた昼食の「鶏飯(けいはん)」をはじめ、総じて旨いとうならせる料理には出会えなかった。辛うじてコラーゲンたっぷりの豚足が、沖縄旅行を思い出させてくれた。


「奄美では 焼酎漬けの 夏宴」

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