野苺ジャム
美味しく出来上った野苺ジャム
ピンク→白色→黄色に変化するスイカズラ(金銀花)
春にたくさんのクサイチゴの花を咲かせていたので、これが結実でもすれば夥しいほどのイチゴが出来るだろうと思っていた。ところが本当に実を結んでしまった。例年にないほどの野イチゴがルビー色で里山一帯を照らしている。概ね直径1センチほどだが、中には2センチ近くの立派なものも混じる。散歩中はそんな大きなものを頂くのだが、ジャムを作るためには大きさは関係なく、熟れているものを採取する。
午前中の散歩である程度確保したのだが、欲に絡んで午後からもイチゴ狩りに出掛けた。後の始末が大変だから採取段階から、虫などが入っていない綺麗な実だけを選らんで摘んで帰った。それでも塩水でしっかり洗い、不純物のないのを確かめながらジャム作りに進む。奄美の黒砂糖で煮たイチゴに、酸味は手作り柿酢を用いた。ほどよい酸味のきいた美味しい野苺ジャムが出来上った。クサイチゴと言う名前だがれっきとした木イチゴの仲間である。ワセイチゴとも言われ他のイチゴよりも早く食べられる。
スイカズラの花も目立つようになってきた。こちらは薬草としても優れているので、今年は忍冬酒でも作ろうかと思案している。コロナに好かれる体質になってしまったので、体質改善のためにも必要な健康酒になるだろう。滋養強壮までは求めていないのだが。
「野苺の 摘まれて更に 茂み奥」