ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

青梅をジャムに

             3キロあまりを採取してきた

           青梅のジャム


 スイカズラの花集めに歩いている時に梅の実がたわわに実っているのに出くわした。以前に見たこともあるのだが、別に気にすることもなくやり過ごしていた。今回近寄って確認すると結構立派な青梅である。管理者もいないようで知り合いの方が毎年採取されておられる事を伺った。そんな嬉しい情報も頂いたので、早速、青梅採りに出掛けた。
 昔は梅酒造りに励んだものだが、作っても飲ないので古酒として収納庫に溜りだした。ブランデーで作ったものなど、年月と共にまろやかな果実酒になったのは確かである。そこまで待つのが億劫なので、梅酒造りから遠ざかってきたと言うのが経緯である。昨年は梅の実を頂いたので、直ぐに飲めるだろう梅ジュースにチャレンジした。それも味見をしただけでまだ残っている。
 梅の実は健康食品で風邪や食欲増進に顕著な薬効があることは、古来から伝わる梅干しなどで経験済みである。さりとて梅干しを作るのは大変である。南高梅の蜂蜜入り梅干しを知ってからは、お婆ちゃんの酸っぱくて塩辛い梅干しからも遠ざかるようになった。
 手っ取り早く梅の薬効を取り入れるには梅肉エキスに限ると、その亜流としての青梅ジャムを思いついた。比較的簡単に作れるが、果肉を無駄にせず種を取り出すのに時間がかかった。グラニュー糖で作りたかったが、買い置きがなかったので奄美のきび砂糖で作ってみた。注意していたが焦がしてしまい、苦味がブレンドされたジャムになってしまった。2キロ近くの青梅を使ったので、大量のジャムが出来上った。消化器系伝染病に強い殺菌力があり、食あたりや暑気あたりにも薬効があるので、夏場に向けて重宝するだろう。


「青梅に 昭和の陰が 二つ三つ」

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